少女の霊の記憶の欠片
痛みはなかった。 ただ、これでもう誰にも会えなくなると思うと 悲しかった……。 ―――――――――――――――――― お母さんとけんかをした。 だって嫌いなにんじんも食べさせようとするんだもん。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― ビフロンさんとメアリーさんはとても仲良しで いつも一緒に話をしていました。 ……私も大きくなったら、あんな風になりたいな。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 「そんな子供まで殺すのか!」 青年は叫んだ。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 「おのれ侵略者め!」 戦いが始まった。どうして? ノア・ストーンがあれば平和じゃなかったの……? 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― お母さんは私を守るために敵に向かっていった。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 「この子の名前はどうしましょうか?」 「いつでも笑っていられるような名前にしよう」 「それならば古い言葉で笑うを意味する……」 ―――――――――――――――――― 綺麗なステンドグラスの聖堂で 私は祈る。 「どうかこの日々がいつまでも続きますように」 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 竜神様への祈祷、それが私の役目だった。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 怒号。悲鳴。 経験のしたことのない恐怖。 侵略者の到来…… 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 「これが、ノア・ストーン?」 「そうだ。これが私たちの平和を守ってくれる」 お父さんとの会話。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 「お母さん!」 お母さんの胸を冷たい剣が貫いていた。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― お母さんは私を守るために敵に向かっていった。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 雨の日はお勉強。 早くお父さんを助けられるようにならなくちゃ。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― お母さん大好き! 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 海岸で小さな水クモが見つかったみたい。 クモはなんとなく嫌い。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― 立派な大人にならなきゃ。 そのためににんじんを……うー、やっぱり にんじんは食べたくない……。 少女の記憶の欠片を手に入れた。 ―――――――――――――――――― (記憶全17個見終わった後にもう一度クリックすると) 既に十分記憶は集まっている。 少女に報告に行こう。 ―――――――――――――――――― (18個の状態でもこれになる) 少女に伝えられるだけの記憶は集まったようだが… 今の状況で伝えていいのだろうか? (※ステップが進むと 記憶を集めることができなくなります)